アンチ・ドーピングとは、「ドーピングに反対する運動」であり、また「ドーピングが起こらないようにする方法」をもさします。スポーツ場面での具体的活動が「ドーピング検査」になります。
では、なぜドーピング検査をするのでしょうか。それにはいくつかの理由があります。
まず、禁止物質を使用しているかどうかは外観だけではわかりません。またルールで禁止しただけでは実効性がありません。ドーピングを抑制するために検査が必要になります。

もうひとつの理由は、ドーピングをしていない人が不利にならないようにするためです。そして、なによりも選手のクリーンさを証明するために検査が行われるのです。
なお、ドーピング検査は「ドーピング・コントロール(Doping Control :DCと略されることもある)」ともいわれます。
ドーピング検査では、尿を取って、検査機関で分析します。選手は尿を提出するだけで、とくにたいへんなことはありません。プレーしたあとの検査では、なかなか尿が出ない、あるいは他人にみられていると尿が出ないというようなこともあるでしょうが、落ち着いて待っていれば、かならず検査を終えることができます。
具体的な検査の手順は次の項に掲げますが、

わからないことは担当の人に聞けば、ていねいに答えてくれますので、いつものようにリラックスして検査を受けてください。
ドーピング検査には、 A.競技会(時)検査 と B.競技会外検査(抜き打ち検査) とがあり、2007年度から競技会外検査も実施されています。